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活用事例

1. 情報の非対称性の縮小(販売先へのアピール)

  • 「情報の非対称性」は社外の各関係者との間にも存在しています。
  • ある企業から商品を購入しようと考える消費者は、その企業の財務信用力を意識することが一般的です。
  • 「日本SME格付け」を活用することで、財務に関する情報の非対称性を解消し、売上高や利益に貢献することが期待されます。
例えば、消費者が通販業者を選択する場合
  • 今、3人の消費者が、同じ商品を扱っている通販業者A社、B社から、インターネットを使って、高級化粧品を購入しようとしています。
  • 右上図では消費者は上場企業のB社の財務は公開情報で入手できますが、A社の財務情報は入手できない状況にあります。(=業者と消費者の間に情報の非対称性が存在
  • 「日本SME格付け」を取得・表示することで、自社の財務信用力を関係者に伝えることができます。
    SME格付けは、消費者が企業を財務面から評価する際に有用な情報として機能し、消費者の賢明な選択を促すことに貢献します。
  • Before
  • A社(自社)が、SME格付け「a」格を取得・公表していた場合・・・
  • After

2. 情報の非対称性の縮小(従業員へのアピール) 

  • 「情報の非対称性」とは、取引する当事者が持ち合わせている情報に格差がある状態をいいます。
  • 従業員は生活の基盤を勤務先企業からの給与に依存しており、会社の業績、財務体力に関心を持っていることが一般的です。
  • 「日本SME格付け」を活用することで、財務に関する情報の非対称性を解消し、従業員に思う存分活躍してもらうことが期待されます。
企業と勤務する従業員の場合(全従業員の賞与を10%カットした場合)
  • 今、3人の従業員が、10%の賞与カットを決定した自分たちの勤務先(A社)について話をしています。
  • 右上図では従業員は自分の勤務先の財務的な体力を判断する情報がないため、自社の業績、財務体力等に勝手な憶測をしています。(=企業と従業員の間に情報の非対称性が存在
  • 「日本SME格付け」を取得・表示することで、自社の財務信用力を従業員に伝えることができます。
    SME格付けは、従業員が企業を財務面から評価する際に有用な情報として機能し、従業員の労働意欲の維持・向上に貢献することが期待されます。
  • Before
  • A社(自社)が、SME格付け「a」格を取得・公表していた場合・・・
  • After

3. 情報の非対称性の縮小(就職活動者へのアピール)

  • 「情報の非対称性」は販売先など外部関係者との間だけではなく、人材募集するときに就職活動者との間にも存在しています。
  • 就職活動者は安定した業績や強い財務体質をもつ企業に就職したいと考えることが一般的です
  • 「日本SME格付け」を活用することで、財務に関する情報の非対称性を解消し、効率的に採用活動できることが期待されます。
例えば、就職活動者が自分が就職する企業を選択する場合
  • 今、3人の就職活動者が、希望している業界のA社、B社の2社についてどちらに就職するか検討しています。
  • 右上図では就職活動者は上場企業のB社の財務は公開情報で入手できますが、A社の財務情報は入手できない状況にあります。(=企業と就職活動者の間に情報の非対称性が存在
  • 「日本SME格付け」を取得・表示することで、自社の財務信用力を就職活動者に伝えることができます。
    SME格付けは、就職活動者が企業を財務面から評価する際に有用な情報として機能し、就職活動者の賢明な選択を促すことに貢献します。
  • Before
  • A社(自社)が、SME格付け「a」格を取得・公表していた場合・・・
  • After